謹んで新春のお慶びを申し上げます。
旧年中は格別のお引立てを賜り厚く御礼申し上げます。
2021年は、大きな変化にいかに適応していくかを探求し、
ご縁をいただいた方々と新たな取り組みにチャレンジした1年となりました。
変化に適応していく過程で新たな学びがあったり、
今までのやり方・コンテンツをアップデートすることになったりと、
振り返ると大きな試練は変化を促すという側面を体感できた1年でした。
短期間で見ればコロナによる影響は大変だったという感想ですが、
長期間で見れば大きな変化点となったと感じております。
時間の切り方によって成否は変わってくるものですので、
一つの視点に縛られずにものごとを見ていけるようにしたい
と改めて思っています。
2021年の具体的な取り組みとしまして、
・動画コンテンツと研修(集合/オンライン)を組み合わせた複数日にわたる階層別ワークショップの実施
・新たな時代のリーダーシップを軸にした動画コンテンツを7000人強の管理職向けに作成・展開
・次世代リーダー向け3社合同武者修行研修の実施(上意下達の指示命令ではなく他社や他業界の人を巻き込んでリーダーシップを発揮する方法を4か月間で学ぶ取り組み)
などをご一緒させていただく機会に恵まれました。
その中で見えてきたことは、役割や目標、べき論で組織を動かすことの限界と、
受講者一人ひとりの本音や納得感の大切さでした。
自分自身の本音に触れることを抑圧せずに味わい、その後自身にとっての役割や理想、べき論を再度見つめなおす。
役割や目標、べき論で本音を抑えてしまうと、納得感は得られずにエンゲージメントや幸福感、そして成果は低下してしまい、一方で本音に触れ、役割や目標、べき論を見つめなおすと、納得感が高まるのではないか。
そんな仮説を持ちながら探求を続けています。
2022年は、一人ひとりの想いに寄り添い、ハードの側面(制度や仕組みなど)と、
ソフトの側面(個人の内面や企業文化・組織風土など)の両面からそっと後押しする、
そんな存在でありたいと思っています。ハードの側面は、今後会社として強化していきます。
最後になりますが、皆さま方の本年のご健勝と更なるご活躍を祈念し、
新年の挨拶とさせていただきます。